コンクリート打設の様子
鉄とコンクリート

コンクリートという素材はとても硬く何トンという重量のものも支えられることができる素材です。
ただ、コンクリートが強いのは圧縮力(押さえつけられる力)に対してであり、引張りの力や曲げの力に関しては圧縮力の10分の1くらいしか耐える事が出来ません。
そこで、引張りの力に強い鉄筋を補強に使うのです。
補強に鉄筋を使う理由としては、熱膨張係数が鉄筋とコンクリートがほぼ同だからです。物質は熱を加えられた時に膨張します。膨張の割合は物質によりまちまちなのですが、コンクリートと鉄筋は1℃当たりの材料の伸縮の長さが、殆ど同じ値を示します。
もし、この値の差が大きくなってしまうと、気温の変化によって中の鉄筋とコンクリートが剥離してしまいます。そうなると、せっかくの鉄筋が意味のないものになってしまいます。
また、基礎工事で書いたようにコンクリートの中にある鉄筋はさびにくいことも理由として上げられます。
このようにコンクリートと鉄筋は相性のよい組み合わせなのです

コンクリート工事

 コンクリートは、セメントと砂利、砂、水を、工場で混ぜて練ったものを、写真にある、ミキサー車に積んで現場まで運びます。そしてコンクリートをコンクリートバケットに流し入れます。
それをクレーンで持ち上げて所定の場所に持っていき、バケットの口を開けて、流し込んでいきます。
 流し込んだら、こんどはバイブレータ(振動する棒)をつかって隅々までコンクリートが行き渡るようにコンクリートを締め固めていきます。
 最後にタッピングをします。均しながら表層の砂利を沈めていきます。



M-project
快晴の中準備中
コンクリートをミキサー車からコンクリートバケットに
コンクリートバケットの口を開いて流し込みます。
タッピング
クレーンの音に驚くごM様のお子様まことちゃん
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