カンナがけが終わった古材
木材加工

古材を使うに当たって考慮した事は他の新材との調和です。柱として使う古材は表面をカンナで削って使用しました。
表面を削っても木材の本質は変わらず、存在感も失われません。
装いも新たになった古材たちは他の木材と同じ時間をゆっくりその肌に重ねていきます。

木材の継ぎ手などの仕口(接合部の加工)は従来は手工具で加工していたものを機械で行ないます。最近では設計図の情報をコンピューターで読み取り、それを全自動加工機によって切削することで精度の高い柱や梁を生産することが可能になりました。ただ、やはり一部は職人の手による加工が必要で機械では難しい加工は大工がひとつひとつ丁寧に木を刻んでいきます。


M-project
古材の状態を確認するM様
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登り梁や母屋の加工をしています。
加工が終わった木材
機械で加工した仕口